先日アメリカ合衆国がイランの核兵器施設を攻撃しました。
マーケットへの影響は今のところ限定的な模様ですが、戦火が広がらないことを願うばかりです。
さて、少し前に名古屋にある貨幣・浮世絵ミュージアムへ行ってきました。
ここは日本や海外の貨幣が展示されていて、江戸時代の大判小判やヤップ島の石のお金など珍しいものもたくさんありましたね。
中国の秦の時代の貨幣もあり、あの漫画キングダムの時代の人が触ったんだと感慨にふけったりしました。
私はその中でも安土桃山時代から明治時代になるまでの貨幣の変遷に興味をもちました。
豊臣秀吉や徳川家康が貨幣をみんなが信用する仕組みを作る努力には頭が下がりましたし、江戸時代を通じてだんだん財政が厳しくなり、貨幣改鋳をして金銀の品位を下げていく様はこうやって国は弱くなっていくんだなとよくわかりました。
おまけに各藩も財政難は幕府と同じで、そのため偽金を作ったりしていたそうです。
幕府も力が弱くなっていたため強く言えなかったのでしょう。
結局お金は信用の下で成り立っているわけですから、それが崩れればものすごいインフレにみまわれますよね。
そして時代は明治になり政府がまた貨幣の信用回復に注力するのがとても勉強になり面白かったです。
そして現代も日本国の借金がかなり多いわけですから、何かのきっかけで国を揺るがす事態にならないとも限りません。
日本だけでなく、アメリカなど世界各国も日本よりはマシですが、だんだんと借金は増えつつあります。
我々が生きている間にどうなるのかはわかりませんが、暗号資産が世界中に広まっていくのか興味が出てきました。
2009年にビットコインによって暗号資産は誕生したばかりなので、まだまだ信用されているとはいえませんが価値はだいぶ上がってきました。
信用を得るまでに紆余曲折はあるでしょうが、これからの発展に期待したいですね。