
Unsplashのfrank mckennaが撮影した写真
この頃はエヌビディア、テスラ、S&P500という言葉がよくテレビや新聞で聞かれるようになりました。
今よりだいぶ前になりますが私がアメリカ株に投資をし始めたのが1999年でした。
そのころネット証券も少なく、日本株の売買手数料も今と比べてとても高く、ましてやアメリカ株を扱っている証券会社はあまりなかったので隔世の感があります。
このようにアメリカ株を買うのに環境が整ってなかったのですが私はアメリカという国に希望を感じていました。
なぜなら1999年にアメリカを旅行して受けた衝撃がすごかったからです!
フロリダのディズニーワールドの広さとホスピタリティ、英語がわからなくても頭のてっぺんからつま先までビシビシ伝わってきました。
それまでディズニーランドはそこまで好きじゃなかったけど覆されましたね。
関係ないけどフロリダでは雷もビシビシ落ちて本当に怖かったです。
ラスベガスにも訪れネオンとショーのすごさに圧倒され、繁華街から少し離れたところにアウトレットというショッピングセンターがあり、すごく目を引かれました。
今でこそアウトレットモールは珍しくありませんが初めて見たのはラスベガスです。

日本に帰ってスターバックスやコストコなどに目が行くようになり、やがてネット証券がだんだんアメリカ企業を扱うようになり私も飛びついて買いました。
スターバックスは創業者とも言えるハワード・シュルツ氏の書いた本を読んで感化され、株価はこれは絶対10倍以上になると確信していました。今では本当に2~30倍になりましたけど、私は未熟で全然とれませんでした。ただ持ち続けるだけですごい金額になったのに!
あと衝撃だったのは1997年に葉山櫂さんという方が書かれた「リッチマンへのバイパス 外国株投資入門」ですね。
古い本ですがぜひ読まれることをお勧めします。
この本はアメリカのグローバル企業とハイテク企業の強さと日本とアメリカの社会の差が書かれておりドル円が円安方向をたどるだろうと書かれています。
特に私が驚いたのはハイテク企業のマイクロソフトの株価が上場来130倍になったと書かれており、今からもまた100倍になる可能性が高いと書かれていたことです。
その時アメリカの時価総額第3位のマイクロソフトの時価総額が17兆円、日本の時価総額1位のトヨタ自動車が14兆円と書かれていました。
当時私は17兆円の100倍でじゃあマイクロソフトの時価総額は1700兆円になるのかよと呆れました。
しかし2025年2月20日時点でマイクロソフトの時価総額が約463兆円で今もアメリカの時価総額第3位です。もしかしたらそのうち1000兆円くらいになるかもしれません。
ちなみにトヨタ自動車は今も日本の時価総額1位で43兆円弱。マイクロソフトと差がつきましたね。
著者の葉山さんのマイクロソフトのシュミレーションの精度はちょっと疑問符もつきますが、私からするとすごく評価でき、この本の内容はいいね100回は押させていただきます。
あとすごいという点では堀古英司さんですね。
この方はニューヨークでヘッジファンドをされていて、テレビ東京のニュース、モーニングサテライトでもおなじみです。
前に書きましたが私もアメリカ株を買ってはいましたが、ずっと日本株のがメインでした。
今はアメリカ株がメインになりましたがそのきっかけが堀古さんです。
堀古さんが運用されているファンド(新自由の女神)を保有していると毎月運用報告会にオンラインで参加できます。
この堀古さんの経済や企業を分析する力が半端ないんですよ。
【リスクを取らないリスク】という本も出されていて、日本の問題点やリスクを取らないリスクなどが論理的に書かれています。
そしてリスクをとるならアメリカ株式とあり、その理由が書かれています。
アメリカは先進国の中では最も人口が増える国で、開拓者精神のもとに成り立っている。
そして資本主義が最も進化し、努力した者、リスクを取った者にご褒美を与えるので今後も大きな経済成長を期待できるなどです。それを体現しているのが野球では大谷翔平選手などですよね。
でも日本の問題点を指摘されるのは日本人として悲しいし、その日本でもアップアップの自分は・・・と思うけどやっぱりアメリカの成長を享受して、食べ物も美味しい日本で暮らすのが合理的だとの結論に至ってます。
一番驚いたのが2013年くらいの運用報告会でアップルコンピュータの株はこれからまだまだ伸びますよと言われていて、当時アップルはアメリカの時価総額1位の大型株で株価は少し停滞気味で僕は我慢できずに売却しましたが、そこから10倍以上になりましたからね、時価総額1位のアップルがですよ。
今は少しでも堀古さんからいろいろ学びたいなと毎月の運用報告会などを楽しみにしています。
まとめるとアメリカがなぜ長期で経済成長していくのかをすごい人から教わり、参考にして自分でも勉強する。
アメリカは長期で成長するので短期売買をなるべくしない。
たまに旅行などでアメリカに行ってみて、その空気を肌で感じてみる。
私は2023年に大谷翔平選手を見にアメリカに行ったのですが、まず物価の高さに驚きました。
球場で売ってた缶ビールは750mlで2000円超えてましたし、あまりよくないホテルでも結構値段が高かったですね。それによくないホテルは治安が悪いことが多いのでアメリカでは特にホテル代の高さは安心料とも言えるかもしれません。
ちなみに大谷選手はケガで見れなくて残念でしたが、アメリカを見ることができてよかったです。
またリベンジしたいですね!
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